秋禊橋は叽咕橋ともいう。旧町西北部秋禊道院の傍にあり、「定字型」市の河北栅出口を跨って、東西方向に走っている三孔梁式石板橋である。この橋の表面が水と接触し、二十数枚の小石板から段階のように左右にある二つの石槽間に嵌められて、橋に登ると階段に登るようである。橋の表面に踏むと石の塊が音が出ていて、石が揺れているが人が揺れず、わりと奇妙な事になっている。